認定こども園甲府あら川こども園
055-251-9388
あら川保育園では外で遊ぶことが難しくなった現代の社会環境でも、毎日の保育の中で十分な体操の時間を確保し、子どもの健全な心を育んでいきます。
体操により、怪我が減少すること、感情コントロールが上手になることが近年の研究からわかってきました。今の子どものために心と身体を育てる教育・保育、それがあら川メソッドです。
内容は、逆立ち歩き、跳び箱、逆上がり、縄跳び、側転などの体操が中心ですが、目的はあくまで、運動を通して幼児の非認知能力の向上(やる気、達成感、自信、集中力、協調性)を育むことです。
逆立ち歩きができることを目指すのでなく、逆立ち歩きの練習の中で、困難に打ち勝つ力、友達と協力し合うこと、自己肯定感の高い子供になるように目指します。
毎日、読み書き計算のワークを行います。子どもたちはワークの取り組みの中で、自然に学んでいきます。
文字を覚えるまでは読み聞かせが必要です。本好きの子供を育てるための仕掛けとして大事なのは『子どもにとって簡単な本から読ませること』です。
文字カードの後に簡単な本で拾い読みをしていきます。一人ひとりのレベルに合わせて、ステップアップしていく工夫で本が好きになります。
読むこととともに大事なのが書くことです。
「あいうえお」の50音で書取りをしても勉強が嫌いになるだけです。簡単な横棒「ー」から始めて、子供が書きやすい文字へ順番に進めていきます。
これもお絵描き遊びの延長です。この教材には夢中で取り組んでいける仕掛けがあります。
そして、3歳になる前に1から10までの数字をおぼえるようにします。初めての数字で数字をなぞることから始め、数字の読み方と書き方を覚えながら計算へとステップアップしていきます。
計算力・集中力・記憶力・注意深く観察する力・情報を処理する力など、そろばんなどを使って身につけていきます。
3歳になると毎日30分間、壁逆立ち、アザラシ体操、ブリッジなどで怪我をしない体づくりを行います。
壁逆立ちで腕の力を鍛え、年長児になると跳び箱、縄跳び、逆上がり、側転など様々な運動ができるようになります。
3歳から始めるので年長には驚くような運動能力を身につけることができます。
フラッシュカードは1歳児クラスから行なっています。
最初は、身近なものの名前を覚え、例えば、動物の名前、国旗の名前など楽しく覚えられるものを見て声に出しています。
そして、3歳までにひらがなを覚えます。
あら川メソッドでは『本を読むことが好きな子に育てる』をひとつの目標にしており、1歳児クラスからフラッシュカードでひらがなを読めるようにして、3歳児クラスに進級するときには全員がひらがなを読めるようにしています。
3歳児クラスに進級した後は、小学校の国語の教科書読みや絵本の音読を行い、早い子どもは、4歳児クラス進級前に小学校3年までの教科書を読めるようになっています。
これは、本を読むことにより、自分で知識を広げられるようにするためです。
5歳児クラスになると、辞書引きができるようになり、自分で言葉の意味を調べられるようになります。本読みも毎日行い、文字数ワークの後に行います。
また、生活の中で本を自由に読める環境を整え、ちょっとした時間に自分の好きな本を読んでいます。
音楽を通して情緒を深めます。0歳児クラスから音楽に親しみ、言葉を発しなくとも、音楽に合わせて体を揺らし、身振り手振りで音楽を楽しみます。
音符カードを使って手でリズム打ちをしたり、少しづつ音符の名前も覚えていきます。
こうしたリトミックにより、体を使って音楽を自分なりに表現して楽しむようになり、ピアニカで演奏することを覚えます。
卒園までに10曲以上の演奏ができるようになります。